Aceシリーズでは、生成AIをはじめとするAI技術の活用にあたり、患者情報・医療情報の保護を最優先とします。
AIを利用するからこそ、「どのデータを、どこまでAIに渡し、どこで処理するのか」を明確にし、安全性を確認した環境・方法に限定してAIを利用します。
医療情報を扱うAI機能について
Aceシリーズにおいて患者情報・医療情報をAIで処理する場合、以下を基本方針とします。
国内でのデータ保管・AI処理
患者情報・医療情報を取り扱うAI機能は、原則として国内のクラウドリージョンにデータを保管し、AIによる推論処理についても国内で完結する構成とします。
患者情報をAIモデルの学習に使用しません
AIに提供した患者情報・医療情報を、基盤となるAIモデルの学習・再学習に使用しないサービスおよび利用方式を選定します。
必要な情報だけを利用します
AIによる処理に必要なデータの範囲を明確にし、必要以上の患者情報・医療情報をAIへ提供しない設計とします。
安全な通信・アクセス管理
通信経路の暗号化、アクセス権限の管理、ログ管理等を行い、医療情報システムに求められる安全管理基準に基づいた環境を構築します。
AIによる生成結果について
生成AIは、その特性上、誤った内容や不正確な内容を生成する可能性があります。
Aceシリーズで提供するAI機能は、医療従事者等の業務を支援するための機能として位置付け、AIによる生成結果をそのまま最終的な判断・記録とはせず、必要に応じて内容を確認・修正したうえで利用する仕組みとします。
AIモデルの管理
生成AIのモデルは継続的に更新され、提供終了となる場合があります。
Aceシリーズでは、使用するAIモデルおよびバージョンを管理し、モデル変更がAI機能の品質や安全性に影響する場合には、事前に評価・検証したうえで本番環境へ反映します。
最新のAIモデルを使用することだけを優先せず、安全性・安定性・医療情報の適切な取り扱いを重視します。
Aceシリーズの開発・カスタマイズ・保守におけるAI利用
Aceシリーズの開発、カスタマイズ、プログラム解析、障害原因の調査などに生成AIを利用する場合があります。
利用にあたっては、取り扱う情報の種類と利用するAIサービスに応じた基準を設け、患者情報・個人情報・医療情報、お客様からお預かりした情報を適切に保護します。
障害調査等でデータを取り扱う必要がある場合には、AIに提供する情報を必要な範囲に限定し、患者情報等については匿名化・マスキング等の適切な措置を行うことを原則とします。
継続的な見直し
AI技術やサービスは急速に変化しています。
Aceシリーズでは、AI技術の進展、関連法令、医療情報システムに関するガイドライン、利用するAIサービスの変更等を継続的に確認し、本ポリシーおよびAI利用に関する基準を必要に応じて見直します。